【元管理会社役員つぶやき その3】管理会社を上手に活用する

元大手管理会社取締役_ブログ

【ある「元」大手管理会社取締役のつぶやき】
管理会社を上手に活用しよう-

管理会社のフロントマンは複数のマンション管理組合を担当し、それぞれの管理組合で数多くの懸案事項を抱えています。

フロントマンが限られた時間の中で効率よく仕事ができるよう、管理組合としても協力する姿勢が望まれます。

用事がある都度マンションに呼び出して長々面談するのではなく、電子メールやLINEなどのSNSを活用したいものです。

書類の運搬は控えて、できるだけ郵便で行いましょう。

私が提案したいのは、フロントマンを拘束する時間を控えて、その代わり知恵やノウハウをフルに発揮してもらおうということです。

管理組合運営になかなか良い解決策が見つからない場合でも、他の管理物件での同様な問題を解決した事例やアイデアを社内で同僚から聞いたり、法的な問題であれば管理会社の顧問弁護士に見解を示してもらったりと、管理会社に委託している立場をフルに活用しましょう。

また、私がもう一つ提案したいのは、管理会社が原因のトラブルがあった場合でも、ネチネチと小言を言うより、再発防止策を提案させ、今回のトラブルを金銭に置き換えて、管理委託料の値引きという形でドライに割り切って解決させてはどうでしょうか。

何か追加業務を依頼してその費用をサービスさせるなども良いでしょう。

仕事は果たすことができてこそ報酬につながるわけです。お客からできていない分を減額するように求めない限り、担当フロントからはなかなか会社に具申できるものではありません。

不毛でウエットなやり取りを続けるくらいなら、このような解決の方が、お互いにすっきりするものです。

管理会社を必要以上にいじめて快感に浸るタイプの管理組合(理事会)を見かけることがあります。
管理会社は管理が継続し、収益が上がればこそ、あなたのことをお客様として大切にし、少々の無理も聞いてくれるものですが、必要以上の労力がかかる赤字物件の管理組合に対しては、管理会社の方からお断りをするケースもあるのです。

解約やむなしの覚悟もないのに、必要以上にネチネチやっては管理組合の利益にはなりません。

担当者のスキルが不十分なら担当者の変更を求める。
履行が不完全であれば、やり直させる。
やり直しのきかないトラブルなら管理委託料の返金を求める。
担当者を相手にせず、会社のトップに直接要求を行うことが肝心です。

このように本音でぶつかり、スパッと割り切ってくれて、契約を継続してくれる管理組合は管理会社にとっても実は上客なのです。

菅 理(すが さとし)

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マンション管理会社の役員という立場を離れてこの業界を眺めると、大企業の系列管理会社であっても決して管理組合にあからさまに語ることのできない、裏の一面を各社隠し持っていることがわかります。匿名だからこそ本音で、時にはきわどい発言も続けてゆき、マンション管理組合の運営がより実りあるものにできたらと思います。

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